フランス映画『37°2 le matin(Betty Blue / ベティ・ブルー 愛と激情の日々)』1986年に公開されたフランス映画。
あらすじも何も観ないままhuluで鑑賞しました。冒頭でのこの映画の印象と終盤では随分と印象が違う。
愛にまっすぐ過ぎるが故に崩壊していくベティを最後まで愛し続けるゾルク狂気的で破滅的だけど、まさに激情でその愛がどれほどのものかが画面から容赦なく伝わってくる映画。
性描写も多い映画ではありますが、個人的には最後まで愛に狂っていくベティに釘付け…
フランス映画にはあまり詳しくありませんが、今まで観たフランス映画の中でもこの映画は上位です。
いろんなレビューを見ていたら、好き嫌いは別れるのだろうと観るときの年齢や、個々のその時の価値観によって、捉え方や印象は全く変わってくるのではないかと思います。
よくある恋愛映画の感想のように、ヒロインに共感して、感情移入できる、というような作品ではなかったでも、嫌いになれない
ベティ役のBéatrice Dalle
素敵。